水稲湛水直播栽培における播種後の種子の状態とスズメの食害

タイトル 水稲湛水直播栽培における播種後の種子の状態とスズメの食害
担当機関 青森農試
研究期間 1998~2002
研究担当者 菊池晴志
野沢智裕
境谷栄二
高城哲男
小菅孝一
三浦嘉浩
成田真樹
発行年度 2002
要約 水稲湛水直播栽培において、露出種子割合を低下させることで落水期間中のスズメによる食害は軽減できる。播種後の露出種子割合が大きい場合には、1cm程度の浅水管理ではスズメの食害を受ける。
キーワード 湛水直播栽培、スズメ、食害、露出種子割合
背景・ねらい 水稲直播栽培では種後落水管理することで苗立率が向上し、カルガモによる被害が減少するが、一方では、スズメによる被害が増加する。そのため、播種後落水管理をする場合のスズメの食害軽減技術を検討する。
成果の内容・特徴 1.
地表に露出する種子の割合を少なくすることによって、食害を軽減させることができる。(表1、図1)
2.
代かき後、土壌硬度が高まると、露出種子割合の大きい場合、1cm程度の湛水ではスズメがほ場に入り込むため、食害を軽減する効果は小さい。(図2、表2)
成果の活用面・留意点 1.
湛水直播栽培において播種後落水管理時のスズメによる食害を軽減することができる。
2.
播種は苗立率が低下しないように播種深度1cm以内を目標とする。
図表1 231921-1.gif
図表2 231921-2.gif
図表3 231921-3.gif
図表4 231921-4.gif
カテゴリ 直播栽培 水稲 播種 水管理

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