| タイトル | 簡易被覆によるウルイの早出し連続出荷技術 |
|---|---|
| 担当機関 | 岩手農研セ |
| 研究期間 | 1999~2003 |
| 研究担当者 |
茂市修平 菅原英範 佐藤正昭 |
| 発行年度 | 2003 |
| 要約 | 無加温パイプハウスに植栽したウルイを、12月上中旬以降、被覆方法を組み合わせて保温することによって、露地栽培より2ヶ月早い3月上旬から連続出荷ができる。 |
| キーワード | ウルイ、簡易被覆、早出し栽培 |
| 背景・ねらい | 岩手県北地域の特産物であるウルイ(通称「里ウルイ」)は、近年の食の安全・安心志向や山菜ブームを反映して、産直施設等での取り扱いが増えてきている。また、中山間地域における遊休農地や遊休ハウスの活用品目、冬春野菜品目として徐々に関心が高まってきている。 そこで、軟白せずにより自然萌芽に近い荷姿での商品化を前提に、毎年の株養成や株掘り取り作業、温床づくり等の必要がない、より省力で簡易な栽培法として無加温パイプハウスに植栽したウルイを直接簡易被覆する早出し連続出荷技術について検討した。 |
| 成果の内容・特徴 | 1. ウルイの萌芽には5℃以下の低温に400~600時間以上遭遇させる必要がある(図1)。岩手県北地域におけるウルイの被覆(保温)開始時期は、内陸部では12月上旬以降、沿岸部では12月中旬以降である(表1)。 2. 多重被覆で保温効果が高いほど萌芽は早く、12月中旬被覆開始による3重被覆では2月中旬、2重被覆では2月下旬、1重被覆では3月上旬に萌芽する(図2・3)。 また、この被覆方法を組み合わせることにより慣行露地栽培より2ヶ月早い3月上旬から連続出荷ができる(図2)。 なお、萌芽始期は被覆後の日平均地温積算値500~600℃の確保が目安となる(図2)。 |
| 成果の活用面・留意点 | 1. 本成果は岩手県北地域で一般に栽培しているウルイ(通称「里ウルイ」)を対象としたものである。 2. 萌芽後収穫までの期間が長くなると、葉数が多く荷姿が悪くなり、食味低下も心配されるので、概ね1ヶ月を目途に出荷規格に仕上げるようやや高めの保温管理に努める。 3. 発生する萌芽を全て収穫すると翌年の萌芽数、萌芽重が減少するので、遅発萌芽や弱小萌芽などは収穫せずに残す。 |
| カテゴリ | 出荷調整 中山間地域 良食味 |
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