地下水冷却と簡易隔離床によるハイブリッドカラー栽培

タイトル 地下水冷却と簡易隔離床によるハイブリッドカラー栽培
担当機関 福島農試
研究期間 2005~2005
研究担当者 諏訪理惠子
矢吹隆夫
発行年度 2005
要約 夏秋出しのハイブリッドカラーでは、簡易隔離床に地下水を通水して地温を抑制しながら土壌水分を一定に管理すると、軟腐病による球根腐敗の発生を抑えることができる。
背景・ねらい ハイブリッドカラーの夏秋出し栽培では、生育中に軟腐病による球根腐敗が発生しやすいため、採花後に再利用する球根の確保が問題となっている。これまでに、隔離ベッドを用いて土壌水分をpF2.0~2.2程度にし、地温をできるだけ低く管理することにより、軟腐病の発生しやすい品種でも球根腐敗の抑制が可能であることを明らかにした。
そこで、パイプハウス内でも設置可能な簡易隔離床を作成し、ハイブリッドカラーの生育と実用性を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. 折り返し通水方式の地下水冷却による簡易隔離床栽培は、慣行栽培と同等の切り花品質が確保でき、軟腐病の発生しやすい品種でも球根腐敗を抑えることができる(表1、図2)。
  2. 折り返し通水方式の地下水冷却と簡易隔離床に必要な資材は、一般小売店で購入が可能であり、その設置費用は1a当たり約8万円程度である(図1、表2)。
  3. 折り返し通水方式の地下水冷却(6月9日~10月5日)では平均地温が21.9度Cと、慣行に比べ地温を低下させることができる。また、かん水は水分が均一に浸透するようかん水チューブの下に不織布を敷き、pFセンサー等で確認しながらpF2.0~2.2に保つように管理する(表1、図1)。
成果の活用面・留意点
  1. 簡易隔離床は、波板で作成した枠をビニレールと直管パイプで支える構造で、防根透水シートを敷いた上に用土を入れて使用する。
  2. 試験栽培に用いた用土は、砂壌土に2割程度の腐葉土を混合したものである。
図表1 232455-1.gif
図表2 232455-2.gif
図表3 232455-3.gif
図表4 232455-4.gif
カテゴリ カラー 品種

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