早生・低アミロース米水稲奨励品種候補系統「東北181号」の採用

タイトル 早生・低アミロース米水稲奨励品種候補系統「東北181号」の採用
担当機関 宮城県古川農業試験場
研究期間 2002~2006
研究担当者 和泉 佳
三上雄史
佐々木美和
佐藤泰久
我妻因信
発行年度 2006
要約 「東北181号」は早生の低アミロース系統で、耐冷性が強く「こころまち」より収量が優る。山間高冷地帯等における地元観光産業での業務用米需要の増加や、地域における飯米の食味向上に寄与することが期待され、2007年度に奨励品種として採用する予定である。
キーワード イネ、早生の晩、低アミロース米、耐冷性、奨励品種、東北181号、宮城県
背景・ねらい 宮城県の山間高冷地では「こころまち」が主に栽培されているが、ひとめぼれのような良食味品種の開発が望まれている。特に、観光地や旅館等の多い町では地域振興を図るため、地産地消をテーマとして観光地や旅館・食堂等において地域内で生産された米を提供する動きがある。低アミロース米はさめてもおいしいと評価が高く、粘りが強いことからブレンド米等としての需要がある。「東北181号」は早生の低アミロース系統で、山間高冷地用として奨励品種に採用する予定である。
成果の内容・特徴
  1. 普及見込み地帯における「こころまち」と比較して出穂期は1日程度遅く、成熟期は3日程度、特に標高の高い地帯では10日程度遅く、宮城県での早晩性は“早生の晩”である (表1)。
  2. 障害型耐冷性は「こころまち」より強い“極強”であり、穂数が多く、玄米千粒重も大きく、収量が優る (表1)。
  3. 玄米の白濁が見られ、外観品質は「こころまち」よりも劣る。
成果の活用面・留意点
  1. 耐倒伏性が“中”であるため、施肥水準には留意する。
  2. 高温登熟条件では、玄米のアミロース含有率が低下して玄米の外観が白濁するので、極端な早植えや平坦部での作付は避ける。
  3. 普及見込地帯は山間高冷、西部丘陵、三陸沿岸地帯とする (図1)。普及見込面積は300haである。
図表1 232569-1.gif
図表2 232569-2.gif
図表3 232569-3.gif
図表4 232569-4.png
カテゴリ 水稲 施肥 品種 良食味

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