| タイトル |
水田における土壌燐酸の実態と土づくり肥料(燐酸)の施用基準 |
| 担当機関 |
岩手県立農業試験場 |
| 研究期間 |
1985~1990 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1990 |
| 成果の内容・特徴 |
- 技術・情報の内容及び特徴
- 県内の水田土壌における可給態燐酸は富化傾向にあり、5年間で平均4mg/100g増加
している。また、水沢市やその周辺町村における水田土壌の可給態燐酸 (トルオーグ法、以下同じ)は多くが20~30(mg/100g)の範囲にある。
- 可給態燐酸は土壌タイプを問わず、おおよそ5(mg/100g)を越えると急速に富化する。
- トルオーグ法による水田土壌の可給態燐酸(以下、トルオーグ燐酸)の適正値は
6~10(mg/100g)となる。
- トルオーグ燐酸が適正値以上の場合は燐酸質資材の施用効果は期待できない。
適正値以下の場合は6~10(mg/100g)を目標値とし次の計算方法により資材施用量を 決定する。

図1 トルオーグ燐酸の頻度分布 図2 Ca型燐酸とトルオーグ燐酸 図3 黒ボク土と非黒ボク土の蓄積燐酸の形態の違い 図4 トルオーグ燐酸水準による燐酸施用が玄米増収に及ぼす効果の違い - 技術・情報の適用効果
土壌診断に基づき土壌改良資材が適正に施用されるようになる。
- 適用の範囲
県下一円
- 普及指導上の留意点
- 本参考事項で取り扱っているのは、土づくり肥料としての燐酸の施用基準であり、
施肥燐酸にるいてはふれていない。このため、地帯別施肥基準による 燐酸施肥は順守する。
- トルオーグ燐酸は、主に土壌中のカルシウム型燐酸である。土壌中の燐酸は他に
アルミニウム型や鉄型及び難溶性燐酸があるが、これらの形態の燐酸が満足された後に カルシウム型燐酸が急速に増加する。このカルシウム型燐酸の増加が始まるまでの 土壌蓄積燐酸量は土壌タイプ(燐酸吸収係数)によって異なる。なお、技術内容に示した 適正値に達する蓄積燐酸は、火山灰土壌(燐酸吸収係数 > 1500)では約600mg/100g、 非火山灰土壌(同 < 1500)では約200mg/100gである。
- 作土の分析は数年に1度は行い、過不足の生じないようにする。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| カテゴリ |
土づくり
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土壌改良
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