タイトル |
長大飼料作物と大豆の広巾交互植による防風および輪作効果 |
担当機関 |
福島県畜産試験場 |
研究期間 |
1988~1990 |
研究担当者 |
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発行年度 |
1990 |
成果の内容・特徴 |
- 技術・情報の内容及び特徴
冷湿条件下において、サイレージ用トウモロコシおよびソルガムと大豆を広巾で交互植 することによるヤマセの軽減効果および各草種間の輪作による増収効果を検討した。
- 長大飼料作物による減風効果は年次間の差はあるが、明確に認められ、ヤマセの軽減が
期待出来る。その効果は草丈の約4~5倍の範囲と推定される。
- その減風効果により、大豆の生育が促進され、3ヶ年平均で27%の増収が可能であった。
特に冷害年(昭63年)の効果が大であった。
- 大豆と長大飼料作物をそれぞれ2年連作後、交換栽培(輪作)することにより相互の収量は
8~9%増収した。
図1 試験区の配置 図2 長大飼料作物による減風効果と大豆の生育、収量への効果 表1 大豆生育調査 表2 大豆収量におよぼす防風効果 表3 大豆と長大飼料作物の輪作による増収効果 - 技術・情報の適用効果
- ヤマセ地帯における安定多収栽培技術の確立を検討する際の1つの素材技術となりうる。
- 地域複合、耕種農家と畜産の連携法として期待出来る。
- 適用の範囲
ヤマセ地帯または強風常襲地
- 普及指導上の留意点
- 作業方法の検討と実証栽培による検討が必要である。
- 転換畑では排水を徹底すること。
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図表1 |
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図表2 |
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図表3 |
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図表4 |
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図表5 |
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カテゴリ |
飼料作物
ソルガム
大豆
多収栽培技術
凍害
とうもろこし
肉牛
輪作
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