| タイトル |
桑園土壌中の無機態窒素の消長 |
| 担当機関 |
福島県蚕業試験場 |
| 研究期間 |
1985~1992 |
| 研究担当者 |
|
| 発行年度 |
1990 |
| 成果の内容・特徴 |
- 技術・情報の内容及び特徴
桑園施肥改善の基礎資料とするため、土壌中の無機態窒素の消長を春肥由来および 夏肥由来のものに分けて調査し、土壌層位別の季節変化、および年次変化を明らかにした。
- 沖積土壌において施肥した肥料窒素は春肥で約2ヶ月後、夏肥で約1ヶ月後までに大部分が
硝酸態となった (図.1)。
- 春肥施与から6月中旬までの表層(0~15cm)の土壌無機態窒素は各年次とも比較的
高く推移した (図.2)。
- 7月上旬~8月下旬の土壌無機態窒素は、いずれの年も夏肥由来のものが大部分を占め、
春肥由来のものは15cm以下の層に多く存在した( (図.3)、昭和62年)。
- 7月上旬~8月下旬の表層の無機態窒素は、平年並の降水量の年では減少傾向にあり、
8月下旬までにほとんどが消失した。干ばつ年(昭和53年、60年)は横這い状態で 推移し、低温多雨年(昭和63年)は8月初めに0~15cmの層から、8月中旬には15~30cm の層からもほとんど消失した( 図.2、 図.3)。
- 9月中旬以降はいずれの年次も低く経過した。
- 技術・情報の適用効果
土壌中の肥料由来の無機態窒素の動態を把握したことにより、夏肥の的確な施用時期が 明らかにされ、合理的な桑園施肥法のための技術指導ができる。
- 適用の範囲
県下全域
- 普及指導上の留意点
|
| 図表1 |
 |
| 図表2 |
 |
| 図表3 |
 |
| カテゴリ |
肥料
桑
施肥
|