乗用田植機用スクリュオーガ式水田作溝機

タイトル 乗用田植機用スクリュオーガ式水田作溝機
担当機関 福島県農業試験場
研究期間 1990~1991
研究担当者
発行年度 1991
成果の内容・特徴
  1. 技術・情報の内容及び特徴
    水田における作溝作業の乗用化と田植機の多目的利用を図るため、乗用作溝機
    を開発した。
    1. 試作した作溝機は、乗用田植機の植付け部を取り外し、作溝部を装着したもので
      ある。作溝部は、スクリュオーガ式で、動力は植付け部駆動プーリから取り出し
      た(図1)。
    2. この作溝機を用いて、水稲の条間に、溝幅10~15cm、溝深さ15~20cmの溝を作る
      ことができる(図2)。また、掘取られた土は溝
      の両側に断続的に盛られ、溝への水の流入は良好である。
    3. 作溝機は、0.4m/s前後の速度で作業が可能であり、大区画水田を5~10m間隔に作溝
      した場合の作業能率は40~60a/hである(表1)。
    4. 作業時の水稲の損傷発生は、1旋回(180度)当たり50~70株である。大区画水田を
      5m間隔で作溝した場合、損傷株割合は0.4%程度で、減収割合は軽微である
      (表2、表3)。
  2. 技術・情報の適用効果
    乗用化による作業のため、歩行型の機械に比べて労働負担を軽減でき、効率的に
    作業が行える。
  3. 適用の範囲
    大区画水田
  4. 普及指導上の留意点
    1. 本機は、1回の旋回(180度)で50~70株の水稲に損傷を与えるため、長短辺比の小さ
      な水田では、水稲損傷割合が大きくなる。
    2. 溝と溝及び排水口との接続は、人力による手直しが必要である。
    3. 田植機の植付け部の取り外しは慎重に行う。

図表1 233587-1.gif
図表2 233587-2.gif
図表3 233587-3.gif
図表4 233587-4.gif
カテゴリ 水田

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