牛の連続過剰排卵処理における採卵間隔の短縮法について

タイトル 牛の連続過剰排卵処理における採卵間隔の短縮法について
担当機関 福島県畜産試験場
研究期間 1989~1991
研究担当者
発行年度 1991
成果の内容・特徴
  1. 技術・情報の内容及び特徴
    採卵を重ねる場合、1回目の採卵と次回の採卵との間隔は40~80日が必要と
    されている。今回、性腺刺激ホルモン剤としてFSH-Rを用いて採卵後の処理の
    違いから採卵間隔短縮の可能性を検討した。
    1. 採卵後直ちにヨード剤(イソジン:50cc)を子宮内注入し、PGF2αを25mg筋肉
      内に投与すると発情回帰が早まり、最も早い牛は6日で現れ、平均7.8日で
      あった(表1)。
    2. 発情回帰時、卵巣内の黄体はほとんど退行し、卵胞が
      存在した(表1)。
    3. 発情回帰後直ちに過剰排卵処理計画を行なっても、回収卵、正常卵、
      正常卵率に差は認められず、採卵間隔は29.5日であった(表2)。
  2. 技術・情報の適用効果
    採卵間隔を短縮する場合、まず発情回帰を早めることが必要であり、直ちに
    次期採卵計画をたてても成績に差は認められないことから、野外での採卵に
    おいても2回までの連続採卵は可能であると思われる。
  3. 適用の範囲
    黒毛和種
  4. 普及指導上の留意点
    1. 2回以上採卵間隔を短縮すると、反応しない場合がみられる。

図表1 233607-1.gif
図表2 233607-2.gif
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