液体電子蚊取り器を用いたニワトリヌカカ防除法

タイトル 液体電子蚊取り器を用いたニワトリヌカカ防除法
担当機関 福島県養鶏試験場
研究期間 1990~1991
研究担当者
発行年度 1991
成果の内容・特徴
  1. 技術・情報の内容及び特徴
    dl、d-T80アレスリン(アレスリン)を主成分し、30日間使用可能な液体
    電子蚊取り器(蚊取り器)を用いた、ニワトリヌカカ(ヌカカ)の防除方法について
    検討し、特に鶏舎を囲むようにガスを送風できるダクト方式がより、効果的で
    あることが判明した。
    1. 内径75mmの塩ビパイプを通してアレスリンガスを送風する方式(ダクト区)の方が、
      直接蚊取り器を設置する方式(直接区)より安定してヌカカ数が減少する(図1)。
    2. アレスリンガス濃度が高いほど、ヌカカの侵入率は減少する。
    3. ダクト区では産卵性に影響を及ぼさない程度まで、ヌカカの防除が可能
      であり、抗体保有率も有意に低い(表3、図2)。
  2. 技術・情報の適用効果
    1. ダクト方式では無設置と比較し、ヌカカ数が数分の1から数十分の1に
      減少する(図1)。
    2. 無処理の対照区とダクト区では、7~9月間の産卵率で4%、軟卵率で2%
      程度の差がある(表1、表2)。
  3. 適用の範囲
    全国
  4. 普及指導上の留意点
    1. ダクト10mあたり蚊取り器は1個以上、送風量は1立方メートル以上とする。
    2. ダクトは鶏舎を囲むようにケージ上部に設置する。
    3. 吹き出し口は3mmのものを1m間隔に開ける。
    4. セラミックヒーターの蚊取り器では、5Wの表示でも起動電力がかかるため30W
      として計算しなければならない。特にタイマーで自動運転する場合は注意を要する。
    5. ヌカカの発生時期以前に設置、稼動させる(ヌカカの発生時期は地域及び
      気象条件により異なるため、発生状況を把握する必要がある)。

図表1 233614-1.gif
図表2 233614-2.gif
図表3 233614-3.gif
図表4 233614-4.gif
図表5 233614-5.gif
カテゴリ 病害虫 防除

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