| タイトル |
除草剤を用いた簡易更新技術 |
| 担当機関 |
福島県畜産試験場沼尻支場 |
| 研究期間 |
1990~1991 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1991 |
| 成果の内容・特徴 |
- 技術・情報の内容及び特徴
ケンタッキーブルーグラスが優占し老朽化した放牧草地を、除草剤を用いて 前植生を一的に抑圧し、ペレニアルライグラスのペレット種子を追播する方法を 検討し、併せて定着を促進するための利用法を明らかにした。
- 5月上旬に放牧草地に除草剤を散布して前植生を一時的に抑圧し、
2週間後にペレニアルライグラス(以下Prgと略記)を追播して、その後 一昼夜黒毛和種成雄牛を軽放牧したところ、除草剤を使用しないで 追播した区に比べて乾物収量及びPrg割合が向上した。 なお、前植生の処理にはグルホシネート系除草剤とグリホサート系除草剤を 用いたが、グルホシネート系除草剤の方が効果的で あった(表-1・図-1)。
- 追播にはペレット種子と普通種子を用いたが、ペレット種子を用いることにより
乾物収量及びPrg割合が向上した(表-1・図-1)。
- 追播後に黒毛和種成雌牛を入牧させて踏圧をかけたところ、踏圧をかけなかった
試験区に比べて乾物収量に差はなかったものの、Prg割合は向上した(表-1)。
- 更新2年目に多回刈(年5回刈)処理したところ、少回刈(年2回刈)処理に比べて
収量及びPrg割合が向上した(表-2)。
- 技術・情報の適用効果
除草剤を用いて前植生を一時的に抑圧し、ペレット種子を用いることにより、 老朽化した放牧草地を不耕起条件下で更新可能である。
- 適用の範囲
ペレニアルライグラスが定着可能な比較的冷涼な地域
- 普及指導上の留意点
- 使用する除草剤は、グルホシネート系除草剤800ml/10a、グリホサート系除草剤
100ml/10a散布とする。
- ペレット種子は(草地試験場製造10mm径)、100kg/10aの施用(種子換算2kg/10a)とする。
- ペレット種子は、普通種子に比べて播種~発芽までの日数が約2週間遅れるので
播種時期を早目に設定する。
- 発芽に要する肥料成分はペレットに含まれるものの、定着を促進するために不足分
を補う必要がある。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
肥料
病害虫
さやいんげん
除草剤
播種
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