春まき夏秋どりネギの作型と育苗法

タイトル 春まき夏秋どりネギの作型と育苗法
担当機関 岩手園試
研究期間 1990~1991
研究担当者
発行年度 1991
成果の内容・特徴
  1. 技術・情報の内容及び特徴
    1. 作型
      8~9月どりをねらいとした作期は、2月下旬~3月中旬は種、5月下旬~6月中旬
      定植において成立した。
    2. 育苗法
      1. トンネルを併用したハウス育苗とし、春まきとする。これに発芽時までトンネル内に
        通気性被覆資材のべたがけをすることにより発芽勢が高められ、苗の揃い・苗質
        が向上する。
      2. 定植苗は葉鞘径が0.5~0.9cm、葉数が3~4枚程度の苗を使用する。このこと
        より、a当り400kg以上の収量が確保される。
      表1.収量および規格別割合
      表2.育苗法の違いによる発芽勢、発芽率
      表3.保温法および苗質の違いによる収量および
      規格別割合
  2. 技術・情報の適用効果
    夏秋どりネギは、高温期を経過する栽培となるため品質が低下しやすく、生産量
    も全般に少ない作型である。一方、この時期は販売価格が高値安定している
    ことから有利販売ができ、しかも他品目との組み合わせによって、圃場の有効
    活用が図られる作型でもある。
  3. 適用の範囲
    県中南部
  4. 普及指導上の留意点
    1. 作型
      本作型では夏期条件下でも生育が早く、収量・品質が安定している
      「吉蔵」を使用する。
    2. 育苗法
      1. ハウス育苗に伴う苗の徒長防止対策として、以下のことに留意する。
        1. 条間はやや広めの8cm程度のすじまきとし、間引きは本葉1~2枚時に株間
          2~3cm程度とする。
        2. かん水は、は種・覆土後に十分おこない、その後の床表面が乾燥した場合、
          晴天日の午前中に少量かん水する。
      2. トンネル資材として天井換気型フィルムを使用し、換気作業の省力化を図る。

図表1 233655-1.gif
図表2 233655-2.gif
カテゴリ 育苗 乾燥 栽培技術 省力化 ねぎ

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