タイトル |
作業姿勢を効率的に評価できるOWAS法解析サポートソフトウェア |
担当機関 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター |
研究期間 |
2006~2009 |
研究担当者 |
建石邦夫
小林 恭
関 正裕
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発行年度 |
2009 |
要約 |
作業姿勢評価手法であるOWAS法の解析を効率的に行うためのサポートソフトウェア。スナップリーディング作業の自動化により、解析に必要な画像ファイル作成時間が大幅に短縮され、対話形式の入力が行えることで、迅速かつ簡便にOWAS法解析が行える。
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キーワード |
OWAS法、作業姿勢、労働負担、解析、ソフトウェア
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背景・ねらい |
農作業の効率化と負担軽減を実現するためには、作業状況を観察、分析し適切な改善を行う必要がある。作業姿勢の評価手法の一つであるOWAS(Ovako Working Posture Analysing System)法は農作業を始め様々な作業で利用されているが、一定時間(30~60秒)毎に作業者の瞬間の姿勢を観察(スナップリーディング)し、記号(OWASコード)化する必要があるため、解析に熟練と多くの時間を要する。そこで、OWAS法解析の迅速化、評価者の利便性向上を目的としたOWAS法解析サポートソフトウェアを開発する。
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成果の内容・特徴 |
- OWAS法解析サポートソフトウェアはスナップリーディングソフトとOWASコードの入力を行うOWAS法判定ソフトで構成される(図1)。スナップリーディング作業はビデオソースから一定間隔毎に抽出した静止画像を観察することで行う。
- ビデオソースはDVテープ方式とメモリ方式のビデオカメラに対応し、DVテープ方式ではIEEE1394ケーブルでコンピュータに接続し再生を行いながら、メモリ方式では、映像ファイルを一旦HDD等に保存後に時間情報付画像ファイルを生成する(図1、表1)。再生と変換に必要な他ソフトとの併用により、多様なビデオ形式に対応し、初期設定を除き一連の動作は自動的に行われるため、操作時間が大幅に短縮される。
- OWAS法判定ソフトは画像ファイルと連動して、姿勢コードの入力が行える。姿勢コードはマウスもしくはキーボードにより選択でき、全体の姿勢がスティックピクチャに表示されるため、コード判断に習熟していない評価者でも入力が容易に行える。コード入力と同時に、作業改善の必要性を4段階で示すアクションカテゴリ(AC値)が判定されるため、姿勢の変化による負担の強度が判断できる。姿勢を判断し、入力確定するのに必要な時間は操作に慣れた場合で1画像あたり2~4秒である(図2)。
- タイムスライダにより、コード入力結果および画像を瞬時に呼び出すことが可能で、対象前後の画像がサムネイル表示されるため、姿勢の連続的変化が把握できる他、AC値によって色が変化するカラーバーにより、改善を要する作業の頻度、持続時間が直観的に把握できる(図2)。コード入力結果はCSVテキスト形式で保存され、解析画面表示により、AC値の時間的推移や頻度分布が把握できるほか、表形式でのデータの一覧表示機能等を有している(図3)。
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成果の活用面・留意点 |
- 各地域の農業試験場および普及センターにおける作業姿勢の評価に利用できる。
- 希望者にはソフトのインストーラとマニュアルを含めたCD-ROMを配布できる。
- OWAS分析ソフトのJOWAS ver.0.92(瀬尾、2002)のファイルの入出力に対応している。
- ソフトを動作させるには日本ナショナルインスツルメンツ(株)で無償配布されているLabVIEW8.6.1ランタイムが必要である。
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図表1 |
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図表2 |
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図表3 |
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図表4 |
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カテゴリ |
カラー
日本なし
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