タイトル | ニホンナシの発現遺伝子群の大量解析により開発したマイクロアレイ |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所 |
研究期間 | 2005~2009 |
研究担当者 |
西谷千佳子 清水徳朗 藤井 浩 寺上伸吾 山本俊哉 |
発行年度 | 2009 |
要約 | 本マイクロアレイは、ニホンナシ品種「豊水」の果実を中心にした様々な器官由来の11種類のcDNAライブラリーから収集した約10,000種類の独立発現遺伝子塩基配列の解析情報を基に設計されたものである。 |
キーワード | ニホンナシ、発現遺伝子、cDNA、ゲノム、マイクロアレイ |
背景・ねらい | ニホンナシでは、高い果実品質や省力適性などを備えた品種の育成や新たな栽培技術の開発のために必要な発現遺伝子の情報が非常に限定されている。ニホンナシ主要栽培品種「豊水」の果実など様々な器官の発達段階で発現する多数の遺伝子の塩基配列を決定し、推定機能などのカタログ化が必要である。 マイクロアレイはガラススライド上に固定された多数の遺伝子の発現を網羅的に解析する技術で、遺伝子間の相互作用を捉えたり、大量のクローン中から特定の遺伝子を選抜する遺伝子特定の手法として利用できる。シロイヌナズナやイネなどのモデル植物で強力なゲノム解析手法として利用されているが、ニホンナシではこれまでに報告はなく、独自のマイクロアレイの開発を図る。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
カテゴリ | 育種 栽培技術 品種 |