タイトル | リンゴ褐斑病菌のストロビルリン系殺菌剤に対する感受性 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究センター |
研究期間 | 2005~2009 |
研究担当者 |
足立嘉彦 土師 岳 高梨祐明 伊藤 伝 |
発行年度 | 2009 |
要約 | リンゴ褐斑病菌のストロビルリン系殺菌剤であるクレソキシムメチル(以下KSM)に対する感受性のベースラインは、培地上における最低生育阻止濃度(MIC)で0.25ppm以下と考えられる。岩手県内のリンゴ園から採集した褐斑病菌にはベースラインを上回るものは検出されず、現時点ではKSMに対する感受性は低下していない。 |
キーワード | ストロビルリン系殺菌剤、リンゴ褐斑病、感受性のベースライン |
背景・ねらい | ストロビルリン系殺菌剤は、防除スペクトラムが広く、卓越した残効を有することから、リンゴにおいても広く使用されている。しかし、本剤に対しては、国内外の多くの植物病原糸状菌で耐性菌の発生事例が報告されている。これまでわが国のリンゴ栽培では、耐性菌による本剤の効力低下事例は知られていないが、その持続的な使用を考える上で、防除対象となる病原菌の感受性に関する知見が必要である。そこで、リンゴ褐斑病菌のストロビルリン系殺菌剤であるクレソキシムメチル(以下KSM)に対する感受性を調査する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 耐性菌 ばれいしょ 防除 モニタリング 薬剤 りんご |