タイトル | ナミテントウ成虫の飛翔不能化による露地での定着率の向上 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究センター |
研究期間 | 2006~2009 |
研究担当者 |
世古智一 三浦一芸 山下賢一 |
発行年度 | 2009 |
要約 | 遺伝的に飛翔能力を欠くナミテントウは、飛翔能力を持つナミテントウよりも露地栽培圃場内に長く定着し、ワタアブラムシの増殖を抑制する。 |
キーワード | ナミテントウ、飛翔不能化、露地 |
背景・ねらい | アブラムシは野菜、花き、および果樹における難防除害虫である。施設栽培においては、アブラムシを対象とする天敵昆虫の生物農薬がこれまでに複数登録され利用が拡大している。一方露地栽培では、登録されている天敵昆虫の生物農薬はなく、そのため天敵放飼によるアブラムシ防除は行われていない。その主な原因として、開放系である露地では放飼した天敵昆虫が分散して圃場から離れやすいことが挙げられる。アブラムシの捕食性天敵であるナミテントウもまた、飛翔分散能力が高いために定着率が低いという問題が指摘されている。そこで飛翔能力を欠くナミテントウ系統の、ナスの露地栽培条件下でのアブラムシ防除手段としての効果を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 害虫 コスト 栽培条件 施設栽培 土着天敵 なす 農薬 繁殖性改善 防除 わた |