タイトル | マルチプレックスPCR法によるムギ類赤かび病菌の毒素産生型と菌種の同時判定 |
---|---|
担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | 2008~2009 |
研究担当者 |
鈴木文彦 中島 隆 |
発行年度 | 2009 |
要約 | トリコテセン生合成関連遺伝子内に設計した4組のプライマーセットを用いたマルチプレックスPCRを行うことで、国内に分布するムギ類赤かび病菌の毒素産生型と菌種を同時に判定できる。 |
キーワード | ムギ類赤かび病菌、トリコテセン系毒素、種複合体、マルチプレックスPCR |
背景・ねらい | 麦類赤かび病の主原因はFusarium graminearum種複合体であり、国内にはFusarium asiaticum(FA)と狭義のF. graminearum s.str.(FG)の2種が分布している。本菌が産生するトリコテセン系毒素の産生型には、3種類(3ADON、15ADON、NIV)が存在し、菌種と毒素産生型の組み合わせとして、国内では5タイプ(FA-3ADON、FA-15ADON、FA-NIV、FG-3ADON、FG-15ADON)が確認されている。従来法では、菌種の判定にはPCR-RFLP法を、毒素産生型の判定にはマルチプレックスPCR法をそれぞれ別途に行う必要があるため、これらのタイプをより簡易に判定できる手法の開発が求められている。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 省力化 |