| タイトル | 外洋域における日本系サケの分布様式とサケ混合集団の系群組成 |
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| 担当機関 | (独)水産総合研究センター さけますセンター |
| 研究期間 | 2008~2008 |
| 研究担当者 |
佐藤俊平 高橋昌也 名古屋博之 浦和茂彦 |
| 発行年度 | 2009 |
| 要約 | 夏季および秋季にベーリング海と北太平洋で漁獲されたサケ未成熟魚について、耳石温度標識およびミトコンドリアDNA(mtDNA)による系群識別を行った結果、日本系サケはベーリング海一帯に広く分布していることが明らかとなった。また、日本系サケは中部ベーリング海での出現割合が高く、その分布様式に偏りがある可能性が示唆された。 |
| 背景・ねらい | 各国系のサケが混在する海域におけるサケの地理的起源や分布様式を把握することは、日本系サケと他国系サケとの関係を解明し適切な資源管理を行う上で重要である。本研究ではベーリング海と北太平洋における日本系サケの分布様式を明らかにすることを目的とし、耳石温度標識とmtDNAによる系群識別を行った。 |
| 成果の内容・特徴 | 2006-2007年の6-7月にベーリング海と中部北太平洋で漁獲されたサケから耳石を採集し、標識の有無を確認した。6,075個体中172個体で耳石標識が確認され、その全てがベーリング海で漁獲されたものだった(表1)。このうち約90%が日本のふ化場を起源とするサケであり、それらは調査海域全体に分布していた。 2002-2004年の7月と9月のベーリング海と北太平洋で漁獲されたサケ未成熟魚のmtDNAハプロタイプを決定し、海域別に最尤法による遺伝的系群識別を行なった(図1)。さらにCPUEによる引き伸ばしを行い、系群別分布密度を推定した。その結果、漁獲された未成熟魚の多くは日本系またはロシア系であり、それらはベーリング海の広い範囲に分布していた(図2)。特に、中部ベーリング海では日本系の割合が最も高かった。一方、ベーリング海での北米系の割合はアジア系に比べて少なかった。 上記の結果より、日本系サケ未成熟魚は夏季-秋季にはベーリング海一帯に広く分布しており、特に中部ベーリング海でその割合が多いことが明らかとなった。この結果は海洋生活期にある日本系サケにとってベーリング海が主要な生息海域であること、またその分布様式に偏りがある可能性が示唆された。 |
| 成果の活用面・留意点 |
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| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| 図表3 | ![]() |
| カテゴリ |
| アユの遡上量を予測する |
| 小学校における「農業体験学習」の基本類型パターン |
| 森林セクターの炭素固定機能評価モデルの開発 |