タイトル | 放牧地への飼料の持ち込みが少なければふん尿由来窒素負荷は少ない |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター |
研究期間 | 2006~2010 |
研究担当者 |
江波戸宗大 山田大吾 手島茂樹 千田雅之 |
発行年度 | 2010 |
要約 | 中山間地における小規模移動放牧では、ふん尿由来窒素の負荷はほとんどみられない。水田地帯の周年放牧で冬季に飼料を多量に持ち込む場合、給飼場所を固定すると土壌溶液中のアンモニア態窒素濃度が高くなるが、場所を移動することで負荷が軽減できる。 |
キーワード | 放牧、土壌、農業用水、硝酸態窒素、アンモニア態窒素 |
背景・ねらい | 中山間地での耕作放棄地や遊休農地の活用法として、小規模移動放牧が全国に普及し始めている。また、水田の有効活用、飼料自給率の向上、家畜飼養の省力化を実現するため、水田で栽培可能な飼料イネや牧草の作付け、稲発酵粗飼料の利用、牧草の放牧利用が推進され、水田地帯でも放牧が導入され始めた。このような場所での放牧は、周辺住民の不安感を軽減するためには放牧が環境におよぼす影響を明らかにする必要がある。そこで、小規模移動放牧および周年放牧における窒素負荷の程度を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | 省力化 水田 中山間地域 |