タイトル | パンの膨らみが向上する玄米粉の作製法および製パン特性 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 作物研究所 |
研究期間 | 2009~2010 |
研究担当者 |
濱田茂樹 青木法明 鈴木保宏 |
発行年度 | 2010 |
要約 | 適切な吸水処理と気流式粉砕処理によって、損傷デンプン含量が低く、粒度の細かい玄米粉を調製することができる。この玄米粉で作製されたパンは、膨らみおよび食味が良く、機能性成分を多く含み栄養学的にも優れている。 |
キーワード | 玄米粉、米粉パン、損傷デンプン、機能性成分、吸水処理、気流式粉砕 |
背景・ねらい | 米の消費量は減少の一途をたどっており、需要増加に結びつく用途開発が強く求められている。食料自給率向上を目指した米粉利用(特に米粉パン)において、高い栄養価とコスト削減の観点から、玄米粉の利用が望まれている。玄米には、食物繊維やγ—オリザノール、ギャバ等の機能性成分が存在することが知られている。しかし玄米粉の場合、製粉機への粉残りやパンの膨らみが十分に得られないという問題点がある。そこで、玄米粉の製粉方法を検討することで、膨らみの良い玄米粉パンを作製する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 機能性成分 高付加価値 コスト 低コスト 良食味 |