タイトル | 最後胸椎部位から体長1/2部位のロース断面積推定は可能である |
---|---|
担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研究所 |
研究期間 | 2006~2010 |
研究担当者 |
石井和雄 佐々木修 西浦明子 佐藤正寛 |
発行年度 | 2010 |
要約 | 豚では超音波探傷器で最後胸椎部位のロース断面積を測定し、農場、体重区分および生年月を考慮して品種ごとに補正を行うことにより、体長1/2部位のロース断面積を推定することができる。 |
キーワード | 豚、ロース断面積、測定部位、超音波探傷器 |
背景・ねらい | 豚のロース断面積は重要な改良形質である。生体においては超音波探傷器によって、ロース断面積を測定することが可能であり、それによる遺伝的改良の有効性が認められている。能力検定では、ロース断面積は、検定終了時(105kg)に体長の1/2部位でのロース断面積(SEM1/2)をBモードタイプの超音波探傷器によって測定することとなっている。この方法では、豚を保定後、体長を測尺することにより測定部位を決定する必要がある。そのため、測定部位のずれは少ないが、労力と時間がかかる。最後胸椎部位は保定をしなくても触診によって測定部位を決定することが可能であるため、多数の豚のロース断面積を短時間で測定できる。そこで、生体で測定した最後胸椎椎部位のロース断面積(SEML)からのSEM1/2の推定が可能かどうか、さらに、その場合に影響を及ぼす要因を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | |
図表2 | |
カテゴリ | 育種 品種 豚 |