タイトル | 北海道向け低アミロース米を利用した食感の柔らかい新玄米食品 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター |
研究期間 | 2006~2010 |
研究担当者 |
船附稚子 松葉修一 横上晴郁 黒木 慎 山内宏昭 野田高弘 瀧川重信 新津正夫 阿部邦信 新津有輝子 |
発行年度 | 2010 |
要約 | 北海道向け低アミロース米に由来するアミロース低減化遺伝子Wx1-1またはqAC9.3を持ち、アミロース含有率が約12~14%の玄米を氷結乾燥技術で加工すると、家庭用炊飯器ですぐに炊飯でき、食感が白米の様に柔らかい画期的玄米食品が製造できる。 |
キーワード | 水稲、玄米食品、氷結乾燥、低アミロース米、食感 |
背景・ねらい | 玄米は種皮と胚芽を含むため、食物繊維やビタミン、ミネラル(灰分)を豊富に含む健康志向型の食品である。玄米の種皮と胚芽は硬いため、炊飯する前には水に一昼夜程度浸漬した後に炊飯することが多いが、その場合でも炊飯した玄米の食感は白米に比べて非常に硬いという欠点がある。また業務用圧力釜で炊飯し食感を改善することも可能であるが、一般家庭には不向きである。そこで、浸漬処理や特殊な器具を用いることなく家庭用炊飯器ですぐに炊飯でき、玄米の高い栄養価を維持しつつ食感の柔らかい画期的な新玄米食品を提供するため、新たな加工法を検討し、その加工法に適する水稲の特性を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | 加工 乾燥 機能性成分 水稲 品種 |