タイトル | ヘアリーベッチのリビングマルチを用いた飼料用トウモロコシの無除草剤栽培 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究センター |
研究期間 | 2008~2010 |
研究担当者 |
魚住 順 出口 新 嶝野英子 金子 真 |
発行年度 | 2010 |
要約 | 飼料用トウモロコシの雑草は、ヘアリーベッチをリビングマルチとして用いることにより除草剤を用いることなく防除できる。この体系を導入すれば、東北北部においてもトウモロコシの連作が可能となる。 |
キーワード | 雑草防除、トウモロコシ、ヘアリーベッチ、リビングマルチ |
背景・ねらい | 食の安全性に対する関心の高まりに伴い飼料用トウモロコシの有機栽培への要望が増加している。東北農業研究センターでは、秋にシロクローバを播種し、翌春にその被覆植生中にトウモロコシを不耕起播種するリビングマルチ(LM)栽培により無農薬で雑草を防除する技術を開発した。しかし、東北北部ではシロクローバの遅播き限界が8月下旬と早いため、シロクローバの播種前までにトウモロコシを収穫することができない。このため、作期の短い麦類をシロクローバの前作に組み入れて「麦類―シロクローバ-トウモロコシ」を繰り返すトウモロコシの隔年栽培体系となってしまう。そこで遅播き適性が高く、トウモロコシ収穫後に播種できるヘアリーベッチ(以下ベッチ)を用いることにより、東北北部でもトウモロコシの連作が可能となる新たなLM栽培技術を開発する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
カテゴリ | 有機栽培 病害虫 有機農産物 イタリアンライグラス 栽培技術 栽培体系 雑草 除草剤 飼料用作物 とうもろこし 農薬 播種 防除 |