| タイトル | 21.ばれいしょ新品種「十勝こがね(北海79号)」の調理特性 |
|---|---|
| 担当機関 | 北海道農業試験場 |
| 研究期間 | 1986~1999 |
| 研究担当者 |
森 元幸 高田明子 小林 晃 津田昌吾 梅村芳樹 佐藤正人 西部幸男 中尾敬 吉田 勉 米田 勉 木村鉄也 三井 康 清水 啓 |
| 発行年度 | 1999 |
| 要約 | ばれいしょ「十勝こがね」は、いもの休眠期間が長く貯蔵性が良い。さらに、いもは目が浅く大粒で粒揃いが良く、剥皮後褐変や調理後黒変が少なく、煮物やフライさらに一次加工等多用途の調理に適する。 |
| 背景・ねらい | 北海道産ばれいしょは8月から4月まで全国で高いシェアを占めるが、貯蔵後の春先には品質が落ちるため、市場販売向けの調理用は府県産に置き換わる。一方、外食や惣菜産業で使用される業務向け需要は増加傾向にあるが、これには安価な材料の通年供給が重要であり、より貯蔵性の優れる北海道産ばれいしょが求められている。また、消費動向から洋食料理が可能な油調理適性が求められているが、既存の品種では難しい。そこでこれらの適性を重視して、貯蔵性および調理適性に優れた品種を育成する。 |
| 成果の内容・特徴 | 1.「十勝こがね」はジャガイモシスト線虫抵抗性の「R392-3」を母、高品質良食味の「69095-17」を父とする交配組合せから選抜され、両親の優点を合わせ持つ調理用品種である。 2.休眠期間が長く貯蔵性に優れ、貯蔵後の品質劣化が少ないので長期間の供給が可能である(表1、2)。 3.水煮時に煮くずれが少なく、蒸し時にやや粉質を示して食味が良く、フライ品質が優れるなど、多様な調理に適する(表3)。 4.剥皮後および加熱調理後の変色が少ないため、一次加工適性に優れる(表3)。 5.目が浅く凹凸の少ない形状なので剥皮歩留りが高く、製品収率が高く廃棄物が少ない(図1)。 |
| 成果の活用面・留意点 | 1.市場販売向けとして栽培が始められ、平成11年度に北海道の奨励品種に採用された。 2.休眠期間が長いので栽培にあたっては、休眠期間の短縮もしくは打破の措置が必要なことに留意する。 |
| 図表1 | ![]() |
| カテゴリ | 加工 加工適性 新品種 抵抗性 ばれいしょ 品種 良食味 |
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| ディファレンシャルディスプレイ(DD)とAFLPを組合わせることによって銀染色の適用を可能にしたmRNAフィンガープリンティング法 (DD-AFLP法) |