タイトル | 簡易吸光度計を用いた畑土壌可給態窒素の定量分析 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター |
研究期間 | 2008~2011 |
研究担当者 |
金澤健二 高橋 茂 駒田充生 加藤直人 |
発行年度 | 2011 |
要約 | 畑土壌の可給態窒素の判定法において、COD測定用試薬セットと簡易吸光度計を併用することにより、目視によらず、きめ細かに数値把握することができる。 |
キーワード | 可給態窒素、簡易測定、COD測定用試薬セット、簡易吸光度計 |
背景・ねらい | 近年の肥料原料価格高騰や有機質資源の利用促進を背景として、土壌診断に基づく施肥管理の重要性が高まっており、農業生産現場において実施可能な土壌肥沃度の簡易評価法の開発が求められている。土壌の窒素肥沃度の指標として重要な診断項目でありながら測定法が煩雑であるため汎用されてこなかった可給態窒素についても、簡易判定法が近年開発され、今後の活用が見込まれている(2009年普及に移しうる成果「80℃16時間水抽出とCOD簡易測定キットによる畑土壌可給態窒素の簡易判定」(COD:化学的酸素要求量)。以下、簡易判定法)。特に有機農業においては慣行農法よりもやや高めの地力窒素の確保が重要であることが近年明らかにされており、現場への普及を念頭に置いた簡易判定法によるデータ蓄積が望ましい。しかしながら、簡易判定法は色見本との比較によっておおまかに数値化する方法であるため、精度の確保に課題がある。そこで、分析段階においてよりきめ細かに、目視によらず数量把握できる手法を開発する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/narc/2011/153b0_10_03.html |
カテゴリ | 有機農業 有機栽培 肥料 簡易測定 水田 施肥 土壌診断 評価法 |