タイトル | ブロムクロロメタン製剤は消化率を落とすことなく、反すう家畜のメタン抑制ができる |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研究所 |
研究期間 | 2008~2011 |
研究担当者 |
永西 修 三森眞琴 樋口浩二 小林洋介 真貝拓三 |
発行年度 | 2011 |
要約 | ブロムクロロメタンを8%含有するシクロデキストリン製剤(BCM-CD)を飼料に添加することで、消化率を落とすことなく山羊のメタンを大幅に減少することができる。 |
キーワード | メタン、ブロムクロロメタン、山羊、消化率 |
背景・ねらい | 家畜の消化管内発酵に由来するメタンは、農業分野から排出されるメタンの約46%を占める主要な排出源である。そのため、消化管内発酵由来のメタンの効果的な抑制技術を開発する必要があるが、併せて飼料の消化率低下による生産性への影響が生じないようにすることが不可欠である。ブロムクロロメタン(BCM)は最も効果的なメタン抑制効果を有することが知られているが、揮発性であることからそのまま飼料に添加することができない。そのため、シクロデキストリン(CD)を用いてメタン抑制剤を包接して利用する方法が考案されている。そこで、本研究では、BCMを8%含有するシクロデキストリン製剤(BCM-CD)を調製し、山羊(シバヤギ)の飼料に添加して消化率およびメタン抑制効果を明らかにした。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nilgs/2011/210c0_10_06.html |
カテゴリ | 肉牛 乳牛 山羊 |