タイトル | 非定型H型牛海綿状脳症プリオンの牛への伝達性 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所 |
研究期間 | 2010~2011 |
研究担当者 |
岡田洋之 岩丸祥史 今村守一 舛甚賢太郎 松浦裕一 清水善久 河西和雄 毛利資郎 横山 隆 Stefanie Czub |
発行年度 | 2011 |
要約 | 非定型H型牛海綿状脳症プリオンは牛への伝達性をもち、アミロイドプラーク、膠細胞型と星状型の異常プリオン蛋白質沈着を特徴とする。 |
キーワード | BSE、非定型、牛、プリオン |
背景・ねらい | 近年、従来の牛海綿状脳症(定型BSE)と異なる性状を示す非定型牛海綿状脳症(非定型BSE)が報告され、リスク管理上の課題となっている。異常プリオン蛋白質(PrPSc)の分子量の違いにより、非定型BSEはH型とL型の2種類に分類される。定型及びL型BSE牛では、中枢神経系以外に末梢神経にもPrPScが蓄積することが報告されているが、H型BSE牛におけるPrPScの体内分布は明らかではない。非定型BSEの性状解析を目的として、H型BSEプリオンを自然宿主である牛の脳内に接種し、その伝達性並びにPrPScの蓄積部位を調べる。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | この成果は脳内接種で明らかとなったものであるため、自然感染に近い経口接種実験をして牛への伝達性を確認する必要がある。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/niah/2011/170b2_10_09.html |
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