タイトル | 有機栽培されたチャ生葉の窒素安定同位体比(δ15N値)の年次変動 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所 |
研究期間 | 2006~2011 |
研究担当者 |
林 宣之 氏原ともみ 田中江里 岸 保宏 小川英之 松尾啓史 |
発行年度 | 2011 |
要約 | 有機栽培と慣行栽培との間で、チャ生葉のδ15N値に有意な差が認められるのは、有機栽培開始3年後である。δ15N値は有機栽培茶判別標識の一つとして利用できるが、その値のみを根拠に有機栽培茶を判別することは困難である。 |
キーワード | 有機栽培、茶、δ15N値、判別技術 |
背景・ねらい | 食への安全志向から有機栽培茶への消費者の関心が高まっているが、有機栽培ではない茶が有機栽培茶と偽られて流通する可能性も考えられるため、それらを科学的に判別する方法の開発が期待されている。 有機農産物のδ15N値は、主たる肥料として化学肥料を用いる慣行栽培に比べて高くなる傾向にあることが米や野菜などで知られている。そこで、多年間に渡り植換えの必要がない永年性作物であるチャを有機栽培した場合の生葉のδ15N値の年次変動を調べ、その有機栽培茶判別標識としての利用の可能性を検証する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nfri/2011/310d0_10_08.html |
カテゴリ | 有機栽培 土づくり 肥料 病害虫 有機農産物 加工 栽培技術 施肥 茶 農薬 |