タイトル | ニホンナシ葉緑体ゲノムの全塩基配列決定 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所 |
研究期間 | 2010~2012 |
研究担当者 |
寺上伸吾 松村有一郎 片寄裕一 片山寛則 山本俊哉 |
発行年度 | 2012 |
要約 | ニホンナシ「豊水」の葉緑体ゲノムの全塩基配列は、159,920塩基対から構成され、合計113の遺伝子をコードしている。リンゴやモモの葉緑体ゲノムと比較し、ニホンナシ特有の多型領域が存在する。 |
キーワード | ニホンナシ、葉緑体ゲノム、全塩基解読 |
背景・ねらい | 植物の光合成器官である葉緑体は、約150,000塩基対(bp)の環状DNAゲノムを持っている。光合成が主要な機能であるが、植物の生育にとって必要不可欠なアミノ酸や脂肪酸などの代謝産物の合成の場でもある。 葉緑体は母性遺伝すること、コピー数が多く、また塩基配列の保存性が高いという特徴を持つため、系統識別や集団遺伝解析などの系統進化研究、DNAバーコーディングによる種の同定にも利用されている。バラ科果樹ではこれまでに葉緑体ゲノムの全塩基配列の報告がないことから、ニホンナシ「豊水」の葉緑体ゲノムの全塩基配列を解読し、遺伝子情報や機能について明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/fruit/2012/142g0_03_19.html |
カテゴリ | データベース ばら 品種 もも りんご |