タイトル | 分離と混合を同時に行う薄層クロマトグラフィーの開発と新奇補助色素の検出 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 花き研究所 |
研究期間 | 2007~2012 |
研究担当者 |
中山真義 湯本弘子 林 宣之 市村一雄 |
発行年度 | 2012 |
要約 | 試料を斜めに交差して展着することで、薄層クロマトグラフィーの上で化合物の分離と混合を同時に行う方法を開発する。この方法を用いて、花の主要な色素であるアントシアニンによる発色を淡色化する新奇な作用を持つ化合物を検出する。 |
キーワード | アントシアニン、スイートピー、薄層クロマトグラフィー、補助色素 |
背景・ねらい | 花の主要な色素であるアントシアニンによる発色に影響を与える、補助色素と呼ばれる無色あるいは淡色の化合物が存在する。既知の補助色素の多くは、アントシアニンの生合成関連化合物であるフラボノイドや桂皮酸誘導体であり、アントシアニンによる発色を濃色化する効果を示す。補助色素を検出するためには、種々のクロマトグラフィーによってアントシアニンと補助色素候補化合物をそれぞれ精製した後に、それぞれの溶液を再度混合することで色調の変化を観察する方法が用いられている。そこで、薄層クロマトグラフィーの上で化合物の分離と混合を同時に行う方法を開発する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/flower/2012/330a0_01_01.html |
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