タイトル | AR機能を搭載した災害情報管理のための通信情報共有システム |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所 |
研究期間 | 2011~2012 |
研究担当者 |
山本徳司 重岡 徹 |
発行年度 | 2012 |
要約 | 地図上のメモや写真をサーバに送信する機能、現実の風景とレイヤを重ね合わせ参照する機能(AR機能)を搭載したiPad版モバイルGISによって、災害現場での被災状況調査データの送信や破損施設の設計図面や保守データの参照・更新等が容易にできる。 |
キーワード | 災害調査、資源管理、GIS、モバイル、AR |
背景・ねらい | 農業農村整備事業に携わる技術者のGIS利用は進みつつある。そのため、災害現場での水利施設の破損状況、法面崩壊や農地損壊、施設管理等にかかる情報の早期収集と情報共有等、野外で利用できるモバイル機能を搭載したGISの開発が求められている。しかし未だ、末端現場で安くて簡単に使える情報共有型GISは少ない。また、農業農村整備事業における新たな技術開発5カ年計画においても、広域防災機能の増進、また災害予測及び情報提供に資する技術として、かつ効率的・効果的な調査・計画・管理に資するイノベーションとして、災害情報管理のための通信情報共有システムの開発があげられている。 本システムはAR機能と通信システムを用いた調査・管理の効率化を図るための技術であり、VIMS(農工研開発のGIS)と連動していることから、国営・県営の土地改良事業に携わる技術者から農家や地域住民までが、業務に合わせて利用することが可能である。また、水利施設の老朽箇所・程度、保守履歴などストックマネジメントに関する情報の更新、耕作放棄地の調査、農地・水保全管理支払交付金の現地確認調査等にも応用できる。 (AR機能とはAugmented Reality拡張現実感の略で現実とコンピュータの融合機能) |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nkk/2012/412a0_01_62.html |
カテゴリ | 管理システム GPS ストック 水管理 |