タイトル | チモシー中生品種との混播適性に優れるアカクローバ晩生品種「北海17号」 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター |
研究期間 | 1995~2012 |
研究担当者 |
奥村健治 磯部祥子 山口秀和 高田寛之 我有 満 内山和宏 廣井清貞 松村哲夫 安達美江子 道場和也 岩渕 慶 大塚博志 |
発行年度 | 2012 |
要約 | アカクローバ「北海17号」は国内育成では初めてとなる晩生品種である。「北海17号」は、チモシー中生品種との混播でマメ科率を安定して維持でき、耐寒性が優れ、主要病害に対する罹病程度も低いため、主に北海道内の粗飼料生産性の向上に貢献する。 |
キーワード | アカクローバ、晩生、チモシー中生品種、マメ科率、混播適性 |
背景・ねらい | 粗飼料の委託生産の増加にともない大規模化した寒地の草地では、基幹となるイネ科牧草のチモシーが早生品種中心から中生品種の普及拡大により、収穫適期の拡大・分散が可能となった。草地から生産される粗飼料の品質向上には蛋白質含量等に優れるマメ科牧草との混播が有効であり、チモシー中生品種との混播に適するマメ科牧草はアカクローバ晩生品種である。しかし、これまでわが国で栽培されている品種は海外からの導入品種のみであった。そこで、わが国の寒地の気象条件に適し、混播適性のより高い晩生のアカクローバの育成品種を開発する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/harc/2012/120b0_02_04.html |
カテゴリ | うどんこ病 寒地 耐寒性 大規模化 播種 品種 |