タイトル | 北海道の水田転換畑から発生する一酸化二窒素は黒ボク土より泥炭土で大きい |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター |
研究期間 | 2006~2010 |
研究担当者 |
永田 修 矢崎友嗣 杉戸智子 濱嵜孝弘 小林創平 鮫島良次 辻 博之 |
発行年度 | 2012 |
要約 | 一酸化二窒素発生量は、黒ボク土水田転換畑に比べ泥炭土水田転換畑で顕著に大きい。泥炭土水田転換畑の高い一酸化二窒素発生は9月~10月にかけて観測される。さらに、泥炭土水田転換畑では、慣行耕起栽培に比べ不耕起栽培で一酸化二窒素発生量が増加する。 |
キーワード | 一酸化二窒素、水田転換畑、黒ボク土、泥炭土、不耕起栽培 |
背景・ねらい | 一酸化二窒素は、二酸化炭素、メタンとともに地球温暖化にとって重要なガスである。二酸化炭素の約300倍の温室効果作用を持つとともに、成層圏オゾン層の破壊をもたらすガスとしても知られている。我が国の一酸化二窒素総排出量の約50%は農業活動に由来し、農地への化学肥料や有機物施用、家畜排せつ物処理によって、主に、畑地や草地から発生する。本研究は、栽培作物、土壌タイプ、耕起の有無が一酸化二窒素発生量におよぼす影響を明らかにすることを目的とし、北海道の作付けパターンが異なる同一の黒ボク土水田転換畑(作付けパターン:春小麦-大豆-春小麦、大豆-春小麦-大豆)および、泥炭土水田転換畑(秋小麦連作)を対象に、モニタリング調査を行った。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/harc/2012/210a3_02_04.html |
カテゴリ | 肥料 小麦 水田 大豆 不耕起栽培 モニタリング |