| タイトル | 宮城県沿岸の海洋環境と定置網漁獲物の変動 |
|---|---|
| 担当機関 | 宮城県水産技術総合センター |
| 研究期間 | 2012 |
| 研究担当者 |
佐伯光広 |
| 発行年度 | 2013 |
| 要約 | 59年間にわたる宮城県沿岸の定置網の漁獲変動の特徴について主成分分析によって解析し、4月の江島定置平均水温から区分される海洋環境との関係を把握した。 |
| 背景・ねらい | 漁獲努力量の年変動が少なく、宮城県沿岸域における水産資源の分布をよく表すと思われる定置網の漁獲変動について主成分分析を用いて、その特徴を検討し、4月の江島定地平均水温8℃を指標とする冷水年、暖水年の出現の偏りから区分した海洋環境との関係を把握した。 |
| 成果の内容・特徴 | 1.第1主成分の寄与率と固有ベクトルの値から最も大きな変動となっているのは、暖水期に漁獲が増える魚種と冷水期に漁獲が増える魚種のシーソー変動であった。 2.第1主成分のスコアの時系列の変曲点は、江島4月定地水温の暖水期と冷水期の変わり目にほぼ一致し、正負の符号は3~4年程度遅れて変化した。スコアが正の時は、カタクチイワシ、サバ類、サワラ、ヒラメ、スルメイカ、アジ類、ブリ類、タイ類の漁獲量が増加し、スコアが負の時はニシン、マイワシ、カレイ類、マダラ、スケトウダラの漁獲量が増加することを示した。 3.1988年以降、江島の4月の平均水温は8℃を上回る暖水年が続いてきたが、2006年以降、冷水年と暖水年が交互に続くようになり、海洋環境に変化の兆しがみられる。 |
| 成果の活用面・留意点 | 海洋環境変化による漁獲対象魚種の変化は、関連産業に与える影響が大きいことから、海洋環境の変化を早めに捉えて魚種の変動を予測する必要があり、今後も江島を始めとする定地海洋観測と漁獲統計調査の継続が重要である。 |
| 図表1 | ![]() |
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| 図表3 | ![]() |
| 図表4 | ![]() |
| 研究内容 | http://fra-seika.fra.affrc.go.jp/~dbmngr/cgi-bin/search/search_detail.cgi?RESULT_ID=4591&YEAR=2013 |
| カテゴリ |
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