タイトル | イネの生育・老化・ストレス耐性を制御するRNA結合性タンパク質の同定 |
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担当機関 | (独)国際農林水産業研究センター |
研究期間 | 2007~2013 |
研究担当者 |
Asad Jan 圓山恭之進 戸高大輔 城所聡 安保 充 吉村 悦郎 篠﨑一雄 篠崎和子 中島一雄 |
発行年度 | 2013 |
要約 | イネのOsTZF1遺伝子は、乾燥などの環境ストレスに応答して発現する。OsTZF1タンパク質は、細胞質の顆粒に局在してRNAに結合する性質をもち、多くのストレス関連遺伝子のRNAの代謝調節を通じて、イネの生育、老化ならびに環境ストレス耐性を制御する。OsTZF1遺伝子過剰発現イネでは生育・老化が遅れるが、乾燥・塩ストレス耐性が向上する。 |
キーワード | イネ、RNA結合性タンパク質、生育、老化、ストレス耐性 |
背景・ねらい | 移動の自由のない植物は、干ばつなどの乾燥ストレス条件下でもその場所で耐えなければならない。そこで植物は、さまざまな遺伝子の働きを調節してこのようなストレス下でも生き延びるための機構を発達させている。乾燥ストレス下では、親水性タンパク質、転写因子など、ストレス耐性に関わる種々のタンパク質をコードした遺伝子の発現が誘導される。それらの中でCCCH型ジンク・フィンガー・タンパク質が果たす役割については、よくわかっていなかった。本研究は、機能が不明であったイネの乾燥ストレス応答性CCCH型ジンク・フィンガー・タンパク質の一種であるOsTZF1が、RNAに結合するタンパク質で、生育・老化・ストレス耐性の制御に関わることを明らかにしたものである。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
研究内容 | http://www.jircas.affrc.go.jp/kankoubutsu/seika/seika2013/2013_B07.html |
カテゴリ | 乾燥 |