タイトル | 地下水位制御システムの設置費用と収益確保の条件 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター |
研究期間 | 2010~2012 |
研究担当者 |
松本浩一 梅本雅 澤田守 |
発行年度 | 2013 |
要約 | 「FOEAS」設置の償却費は施工面積1haで約23千円/10aである。50ha規模の水田作経営が排水不良田に「FOEAS」を設置し収益向上を図るには、麦・大豆の二毛作を行い、未設置水田よりも大麦で46kg/10a以上、大豆で30kg/10a以上の単収増加が必要である。 |
キーワード | 地下水位制御システム、水田作経営、基盤技術の経営的評価 |
背景・ねらい | 水田作経営では、稲作所得の減少にともない米以外の作物を導入した複合化が模索されている。水田で畑作物を安定的に生産するには、降雨に備えた排水機能と干ばつに備えた灌水機能が必要であり、地下水位制御システム「FOEAS」は、水田の地下水位を制御することで排水と灌水の両機能を実現する技術として注目を集めている。しかし、多額の投資を伴う「FOEAS」設置に対する経営的な効果は十分に検証されていない。そこで、滋賀県A市のB法人を事例に、「FOEAS」設置が経営的な効果をもたらす条件を明らかにする。 B法人は、平坦水田地帯の中核的担い手として約50haの水田を耕作するが、約4分の1が排水不良田であり、これらの圃場を中心に「FOEAS」を積極的に設置している。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
図表5 | |
図表6 | |
図表7 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/narc/2013/narc13_s12.html |
カテゴリ | FOEAS 経営管理 コスト 水田 大豆 二毛作 |