タイトル | スギナの繁殖器官である塊茎と根茎の形成はアンモニア態窒素により阻害される |
---|---|
担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター |
研究期間 | 2001~2013 |
研究担当者 |
中谷敬子 藤井義晴 |
発行年度 | 2013 |
要約 | スギナの栄養繁殖器官である塊茎と根茎の形成は、硝酸態窒素では400mgL-1の高濃度でも抑制されないのに対し、アンモニア態窒素では60 mgL-1の低濃度でも強く抑制され、施用窒素の形態によりその効果が異なる。 |
キーワード | スギナ、塊茎、根茎、アンモニア態窒素、形成阻害 |
背景・ねらい | 強害多年生雑草トクサ科スギナの繁殖、まん延の原因は地下部栄養繁殖器官である根茎と塊茎が生育期間の長期にわたり大量に形成されるためであり、これらの器官形成制御要因の解明が本種の防除技術開発に有用である。しかし、これら器官の形成に関して、他の植物で知られる日長条件や植物ホルモン等の要因の関与が本種では認められない。組織培養系を用いた生物検定法では、栄養繁殖器官の形成が培地中の高窒素濃度により阻害されるが、培地中の窒素形態の影響は不明である。より適確な本種の器官形成制御要因を解明するため、培地中の窒素の形態が各器官の形成に及ぼす影響を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/narc/2013/narc13_s25.html |
カテゴリ | 病害虫 雑草 生物検定法 繁殖性改善 防除 |