タイトル | コムギの栽培管理を支援する発育モデル |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター |
研究期間 | 2002~2013 |
研究担当者 |
中園江 中川博視 大野宏之 吉田ひろえ 佐々木華織 |
発行年度 | 2013 |
要約 | 秋播性程度の異なるコムギ品種について、茎立期を含む主要な発育段階を推定可能な発育モデルである。気温と日長を用いたモデルにより年次変動の大きい茎立期を播種日から5~6日の誤差で推定できる。 |
キーワード | コムギ、発育モデル、茎立期、気温、日長 |
背景・ねらい | コムギの収量・品質の向上のために、茎立期の追肥が推奨されている。また茎立期は凍霜害発生の開始時期や踏圧の晩限にも相当するため、茎立期の予測は適切な栽培管理を行うための技術要素である。しかし、同時期に播種した場合でも年により茎立期に1ヶ月程度の差が生じる場合もあり、平均的な栽培暦による予想では誤差が大きくなる。特に、近年関東を中心に急速に栽培面積が拡大している品種「さとのそら」は、従来品種である農林61号よりも秋播性程度が高く、茎立期を経験的に予測することが難しい。そこで、「さとのそら」と関東以西の従来品種を対象に、複数年次・作期の栽培データより茎立期を含む主要な発育ステージを推定可能なモデル式を作成する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/narc/2013/narc13_s31.html |
カテゴリ | 栽培技術 水田 播種 品種 |