タイトル | カイコ虫体発現系由来ウシインターフェロンτは妊娠認識に関わる生物活性をもつ |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研究所 |
研究期間 | 2007~2011 |
研究担当者 |
高橋ひとみ 綱崎誠 濱野貴史 高橋昌志 奥田潔 犬丸茂樹 岡野彰 下司雅也 平子誠 |
発行年度 | 2013 |
要約 | バキュロウイルス/カイコ虫体発現系由来ウシインターフェロンτは、オキシトシンに応答して増加する子宮内膜上皮細胞のPGF2α産生を抑制する。ウシ卵子の体外受精後5日目にウシインターフェロンτを加えると、胚盤胞への発生率が増加する。 |
キーワード | ウシインターフェロンτ、バキュロウイルス/カイコ虫体発現系、PGF2α、胚 |
背景・ねらい | 反芻家畜では妊娠初期の胚から分泌されるインターフェロンτが、子宮内膜で産生されるプロスタグランジン(PG)F2αを抑制することで黄体機能を維持し、妊娠認識に重要な役割を果たす。また、インターフェロンτはウシ胚の発生率を高めることが知られている。これを利用するには、組換えタンパク質として調整することが必要である。バキュロウイルスを用いたカイコ虫体発現系は、大量発現が可能で翻訳後修飾が哺乳類に近いという利点を有することから、バキュロウイルス/カイコ虫体発現系由来のウシインターフェロンτの妊娠認識に関わる生物活性について検討する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nilgs/2013/nilgs13_s17.html |
カテゴリ | カイコ |