タイトル | 道府県別・時系列の稲作総合生産性(全要素生産性)の動向 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所 |
研究期間 | 2011~2013 |
研究担当者 |
國光洋二 鬼丸竜治 合崎英男 |
発行年度 | 2013 |
要約 | トルンクビスト指数とマルムクィスト指数により計測した稲作の総合生産性は、両指数ともに北海道・東北・北陸の現在水準と伸び率が高いことを示す。しかし、九州では指数により傾向に差が生じ、生産性の要因分析では、複数指数適用の必要性を示唆する。 |
キーワード | 総合生産性、全要素生産性、トルンクビスト指数、マルムクィスト指数 |
背景・ねらい | 農業においては、労働・土地・資本の他にも様々な投入要素が用いられることから、労働生産性や土地生産性のような多様な側面から生産性の評価が必要となる。これら多様な生産性を総合的に評価し、稲作の営農利潤と直結した指標として生産性を把握するには、複数の生産投入要素の変化を指数化し、生産(アウトプット)と生産コスト(インプット)の両面から評価する指標である総合生産性(全要素生産性)による評価が求められる。しかし、製造業等の分析に適用されている総合生産性の定量化手法には複数の手法があり、日本の稲作に適用した場合の手法比較は十分には行われていない。 本成果では、最近の計量経済分析で多く用いられているトルンクビスト指数とマルムクィスト指数をとりあげ、両指数によって日本の稲作の生産額と生産コストの変化から総合生産性(全要素生産性)を定量化した場合の地域毎の一致点と相違点を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nkk/2013/nkk13_s08.html |
カテゴリ | 経営管理 コスト 凍害 |