タイトル | 新たな胃消化シミュレーターを用いた食品の消化動態の観測 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所 |
研究期間 | 2011~2013 |
研究担当者 |
小林功 植村邦彦 市川創作 神津博幸 |
発行年度 | 2013 |
要約 | ヒト胃のぜん動運動を定量的に模擬することのできる胃消化シミュレーターを開発し、物理的・化学的消化作用を考慮したin vitro 胃消化試験を可能にする。本シミュレーターは、食品粒子が胃モデル内部で消化されていく挙動を直接観察することができる。 |
キーワード | 胃消化シミュレーター、ぜん動運動、直接観察、食品粒子 |
背景・ねらい | 超高齢社会の到来に伴い、消化性の良い高齢者向け食品、ならびに血糖値の急激な上昇を防ぐ食品等に対するニーズが高まっている。ヒトの胃消化動態の解析は、食品の中に含まれている栄養成分の放出特性を把握する上で重要である。胃のぜん動運動に駆動される物理的消化は、食品粒子の微細化および成分の放出に重要な役割を担っているが、既存の胃消化を模擬する装置では、消化液による化学的消化のみを評価している場合が多い。そこで、ヒト胃のぜん動運動が定量的に模擬され、なおかつ物理的消化作用と化学的消化作用を考慮可能な胃消化シミュレーターを開発する。また、この胃消化シミュレーターを用いて食品粒子の胃内での微細化挙動を観察・評価・解析する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nfri/2013/nfri13_s07.html |
カテゴリ | 加工 |