タイトル | 水稲胚乳の成熟におけるプログラム細胞死の時間的・空間的進行過程 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究センター |
研究期間 | 2011~2013 |
研究担当者 |
小林英和 池田達哉 長田健二 |
発行年度 | 2013 |
要約 | 水稲胚乳の成熟においては、組織全体が同時にプログラム細胞死を行うのではなく、胚乳組織の中心部から周縁部に向かって順にプログラム細胞死が進行する。また、各細胞におけるプログラム細胞死のプロセスは、デンプン蓄積完了前に開始される。 |
キーワード | 水稲、胚乳、組織形成、プログラム細胞死 |
背景・ねらい | イネ科植物の胚乳は、細胞分裂やデンプン蓄積を経て、細胞死による活動停止により完成に至る。この細胞死は、遺伝的に制御されたプログラム細胞死(Programmed Cell Death: PCD)の一種であることが示されているが、水稲胚乳におけるPCDの進行過程など詳細は明らかになっていない。胚乳細胞の生存期間はデンプン蓄積期間の長さを規定している可能性があることから、胚乳細胞の生死を決めるPCDの機構解明は、水稲の収量・品質改善にも貢献するものと考えられる。 本研究では、水稲胚乳組織におけるPCDの全体像を明らかにするため、PCDの時間的・空間的進行過程を検討する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/warc/2013/warc13_s05.html |
カテゴリ | 水稲 品種 |