タイトル | 異常プリオン蛋白質のN末端領域には特徴的な立体構造がある |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所 |
研究期間 | 2008~2012 |
研究担当者 |
舛甚賢太郎 牛木(加来)祐子 三輪律子 岡田洋之 清水善久 河西和雄 松浦裕一 横山隆 |
発行年度 | 2013 |
要約 | 異常プリオン蛋白質のN末端領域は、正常プリオン蛋白質とは違う特徴的な立体構造を形成する。この領域に結合する抗体は正常プリオン蛋白質との識別を可能とし、異常プリオン蛋白質のみを検出する。 |
キーワード | プリオン、BSE、プローブ、異常プリオン蛋白質特異抗体 |
背景・ねらい | プリオン病は、長期の潜伏期を経て、脳にスポンジ状の変化が出現する致死性の疾患で、その病原体は異常プリオン蛋白質である。異常プリオン蛋白質は、正常プリオン蛋白質とは異なる構造を有するが、凝集性および不溶性のため解析が困難であり、その立体構造は不明のままである。本研究では異常プリオン蛋白質に選択的に結合する抗体を作出し、その抗体の性状を調べることで、異常プリオン蛋白質と正常プリオン蛋白質の構造の違いを明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/niah/2013/niah13_s10.html |
カテゴリ | 羊 |