タイトル | 狭畦不耕起栽培はダイズ白絹病の発生量を減少させる |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター |
研究期間 | 2009~2014 |
研究担当者 |
越智 直 加藤雅康 田澤純子 前川富也 濱口秀生 島田信二 |
発行年度 | 2014 |
要約 | 播種から収穫まで耕起しない狭畦不耕起栽培は、慣行の耕起播種・中耕培土栽培と比較して、ダイズ白絹病の発生を減少させる。狭畦不耕起栽培による白絹病の抑制は中耕培土前の段階でも認められる。 |
キーワード | ダイズ、白絹病、狭畦不耕起栽培、中耕培土 |
背景・ねらい | 大豆立枯性病害の一つである白絹病は大豆栽培の重要な阻害要因である。本病に対する抵抗性品種は見つかっていない。白絹病に対する登録薬剤であるクロルピクリンくん蒸剤、トリクロホスメチル水和剤、フルトラニル水和剤は、くん蒸、土壌灌注、株元散布を必要とするため、大面積の大豆栽培には適用しにくい。このため、大面積栽培にも適用できる耕種的防除法を開発する必要がある。 今までに中耕培土の実施や麦稈などの粗大有機物が白絹病の多発に関与することが知られている。一方、近年の経営規模拡大に適する狭畦不耕起栽培では、播種時の耕起だけでなく中耕培土を実施しないため土壌のかく乱が少なく、白絹病の発生状況を変化させると考えられる。そこで、麦跡大豆栽培体系における狭畦不耕起栽培と白絹病の発生の関係を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/narc/2014/narc14_s03.html |
カテゴリ | 病害虫 FOEAS 規模拡大 狭畦播種 経営管理 小麦 栽培体系 省力作業 水田 大豆 抵抗性品種 播種 品種 不耕起栽培 防除 薬剤 |