タイトル | クラスB遺伝子の共発現によりトレニアの萼は花弁化し八重形質をもたらす |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 花き研究所 |
研究期間 | 2011~2014 |
研究担当者 |
佐々木克友 山口博康 中山真義 間竜太郎 大坪憲弘 |
発行年度 | 2014 |
要約 | クラスB遺伝子TfDEFおよびTfGLOを共発現したトレニア組換え体では、萼が花弁様に変化して八重化し、さらには花柄が消失する。TfDEFおよびTfGLOの機能を制御することで、トレニアの花形を変化させることが可能になる。 |
キーワード | トレニア、萼、クラスB遺伝子、花弁化、八重 |
背景・ねらい | トレニアは夏の花壇用花きとして知られており様々な花色の品種が流通しているが、一方で、花形に関するレパートリーは依然として乏しい。クラスB遺伝子は2種類(AP3/DEFおよび PI/GLO)存在し、多くの植物種で花弁形成に関する機能が保存されている。また、クラスB遺伝子は進化の過程で花器官における発現部位が変遷しており、様々な植物種の花器官に形態変化をもたらしたことが知られている。これまで、2種類のトレニアクラスB遺伝子TfDEFおよび TfGLOそれぞれを単独で過剰発現しても萼は完全には花弁化しなかった。本研究では、2種類のトレニアクラスB遺伝子の機能を同時に制御することで、花器官へ新しい形質を付与する技術開発を目的とする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/flower/2014/flower14_s03.html |
カテゴリ | トレニア 品種 |