タイトル | 分布型物質移動モデルによるウォッシュロードと放射性物質の移動予測 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所 |
研究期間 | 2013~2014 |
研究担当者 |
名和規夫 吉田武郎 堀川直紀 工藤亮治 皆川裕樹 |
発行年度 | 2014 |
要約 | 降雨によって刻々と変化するウォッシュロードの移動と空間的に不均一に存在する放射性物質の移動を分布型物質移動モデルにより再現が可能となり、放射性物質により広域に汚染された地域におけるダム、頭首工等の貯留及び取水管理に活用できる。 |
キーワード | 浮遊物質、ウォッシュロード、放射性物質、分布型物質移動モデル |
背景・ねらい | 降雨による浸食で、強度の土壌劣化を受けた土地は全世界で約2.2億haに及んでおり、農業を継続するうえで大きな課題となっている。また、東京電力福島第1原発事故によって広域に拡散した放射性物質は土壌表層近くに沈着し、降雨による表土浸食に伴い浮遊物質とともに下流に移動することが予測される。このような東日本大震災以降の新たな社会的要請からも、浮遊物質とそれに吸着する放射性物質の物質移動を時空間的に明らかにすることが重要な課題となっている。このため、浮遊物質の生産と運搬の基礎理論を整理し、浮遊物質移動および放射性物質移動を反映できる分布型物質移動モデルの構築を行い、浮遊物質の中で大半を占めるウォッシュロード(粒径0.075mm以下の粘土、シルト)とそれに吸着して移動する放射性物質の移動予測を試みる。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nkk/2014/nkk14_s24.html |
カテゴリ | 水管理 |