タイトル | 国産ダブルローナタネ粕は大豆粕の代替として泌乳牛に給与できる |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター |
研究期間 | 2011~2014 |
研究担当者 |
青木康浩 大下友子 根本英子 上田靖子 青木真理 |
発行年度 | 2014 |
要約 | 圧搾での搾油後に生じる国産ダブルローナタネ粕は、カノーラ粕より脂肪含量が高く蛋白質含量は低いが、栄養価は大豆粕並みに高い。蛋白質のルーメン内分解は大豆粕より速い。脂肪含量が適切となる飼料設計で大豆粕の代替として泌乳牛に給与できる。 |
キーワード | ナタネ粕、ダブルロー品種、乳牛、飼料特性 |
背景・ねらい | イアコーンなど自給エネルギー飼料の実用化が進む中、それに組み合わせる適切な自給蛋白質飼料の利用技術の確立が急がれる。ナタネ粕は大豆粕に次いで使用量の多い蛋白質飼料であるが、国産ナタネ粕は従来、有害物質であるエルシン酸、グルコシノレート含量がともに低いダブルロー品種種由来のものがなかったため飼料として利用されていない。近年、国産初のダブルロー品種「キラリボシ」の搾油粕を肉用牛肥育で利用する事例が道内で現れている。今後、国産ダブルローナタネ粕(DLRM)の飼料消費量が多い酪農での利用が期待されるが、これまで国産DLRMの乳牛に給与した報告はない。そこで、国産DLRMの泌乳牛用飼料としての特性を調べ、高騰する大豆粕の代替が可能か明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/harc/2014/14_020.html |
カテゴリ | 飼料設計 大豆粕 なたね 肉牛 乳牛 品種 |