| タイトル | 東京湾ナマコ資源増大調査 |
|---|---|
| 担当機関 | 神奈川県水産技術センター |
| 研究期間 | 2012~2013 |
| 研究担当者 |
秋元清治 工藤孝浩 久保島康子 石井洋 |
| 発行年度 | 2015 |
| 要約 | 東京湾のナマコ資源の利用状況等を調査し資源管理型漁業の推進を目指した。漁獲量や標本船のデータから推定すると初期資源量に対する漁獲率は70%を超えており、さらに、資源量の減少が示唆された。そこで、漁業者にデータを提供し、対応策の検討に役立てたい。 |
| 背景・ねらい | 東京湾におけるナマコ資源の利用状況や分布・生態、生息環境に関する調査を行い、適切な資源管理方策の検討を行う。また、種苗生産試験との連携を図り、種苗放流による資源増殖を含めた資源管理型漁業の推進を目指す。 |
| 成果の内容・特徴 | 1 資源動向調査 横浜市漁業協同組合の漁獲量及び標本船のCPUEデータからDelury法を用いて推定した平成25年の漁場初期資源量は63.6t、漁獲率は73.1%と推定された。横須賀地区ではデータのある平成24年度の漁場初期資源量は52.0t、漁獲率は70.3%と推定された。両地区とも漁獲率は70%を越えており、高い漁獲圧が続いたことで漁獲量(資源量)が減少していると考えられる。 横須賀市東部漁業協同組合久里浜支所の漁獲データをDelury法で漁場初期資源量を推定し、プロダクションモデルに当てはめたところ、実際の資源量を反映していないと推定された。そこで、漁場に移動してこない岩礁帯に残った「隠れ資源」をモデル化し、ナマコの移動をランダム効果としたプロダクションモデルを作成した。その結果、久里浜地区のナマコ総資源量は減少傾向にあり、現行の漁獲強度は高いと推定された。 2 稚ナマコ採苗試験 稚ナマコ採苗器を横浜市漁業協同組合本牧支所漁港内、同柴支所漁港内に6月~10月まで設置したが、1採苗器当りの採苗数は0~7尾と採苗効率は極めて低かった。 |
| 成果の活用面・留意点 | 1 資源動向調査 上記のように、ナマコ総資源量は減少傾向になり、このまま漁業を続けるには現行の漁獲強度は高いと推定されているので、漁業者に現状を説明し、対応策の検討に役立てたい。 2 稚ナマコ採苗試験 東京湾の場合、夏場の高水温や貧酸素水塊の発生などで漁港に設置した採苗器内の生息環境は厳しいと考えられ、ナマコがより快適な環境を求めて採苗器から移動している可能性が考えられる。 |
| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| 研究内容 | http://fra-seika.fra.affrc.go.jp/~dbmngr/cgi-bin/search/search_detail.cgi?RESULT_ID=5242&YEAR=2015 |
| カテゴリ |
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