タイトル | 種子のモリブデン(Mo)含量は根粒超着生ダイズの窒素固定活性に影響する |
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担当機関 | (国)農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター |
研究期間 | 2005~2015 |
研究担当者 |
浜口秀生 渡邊和洋 松尾和之 梅本雅 高橋幹 渡邊好昭 伊藤一幸 |
発行年度 | 2015 |
要約 | 採種用のダイズにMoを葉面散布して生産する高Mo含量種子(富化種子)に由来する根粒超着生ダイズは対照に比べ根粒重は減少するが根粒窒素固定は高く増収する。根粒超着生ダイズの低い窒素固定能の要因として低Mo含量の根粒の多量着生が示唆される。 |
キーワード | ダイズ、根粒超着生、モリブデン、種子、葉面散布 |
背景・ねらい | モリブデン(Mo)はダイズの根粒窒素固定に必須の元素である。ダイズは生育初期に必要なMoを種子に依存している(石塚1982)。生育初期から多量の根粒を着生する根粒超着生ダイズの根粒窒素固定にとって種子中のMo量は正常な根粒着生をおこなうダイズに比べてより重要と考えられるが、これまでの超着生系統の栽培研究では種子中のMo量は考慮されていない。そこで、富化種子を用い超着生ダイズの根粒窒固定活性、生育・収量の増大に種子中のMoが重要であることを明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/narc/2015/narc15_s03.html |
カテゴリ | 狭畦栽培 水田 大豆 多収栽培技術 低収要因分析 輪作 |