タイトル | ニホンナシ黒斑病感受性に連鎖するDNAマーカー |
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担当機関 | (国)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所 |
研究期間 | 2010~2015 |
研究担当者 |
寺上伸吾 森谷茂樹 足立嘉彦 國久美由紀 西谷千佳子 齋藤寿広 阿部和幸 山本俊哉 |
発行年度 | 2015 |
要約 | ニホンナシ「おさ二十世紀」、「南水」および「巾着」の第11連鎖群上部末端に位置するDNAマーカーは、ニホンナシ黒斑病感受性と連鎖しており、黒斑病抵抗性を持つ個体の選抜に利用できる。 |
キーワード | ニホンナシ、ニホンナシ黒斑病、マーカー選抜育種、連鎖地図 |
背景・ねらい | ニホンナシ黒斑病は、糸状菌Alternaria alternata Japanese pear pathotypeを病原とするニホンナシ栽培における主要病害の一つである。「おさ二十世紀」や「南水」などの感受性品種では、防除のために薬剤散布や袋がけが必須である。これまでの遺伝解析から、ニホンナシ黒斑病に対する感受性は単一の優性主働遺伝子支配であり、劣性ホモ型で抵抗性、ヘテロ型で感受性であることが明らかとなっている。 「おさ二十世紀」、「南水」および「巾着」におけるニホンナシ黒斑病感受性遺伝子座の遺伝解析を行い、感受性遺伝子座に連鎖するDNAマーカーを取得するとともに、連鎖地図上の座乗位置を明らかにする。開発したDNAマーカーによりニホンナシ黒斑病感受性個体の早期淘汰が可能となる。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/fruit/2015/fruit15_s11.html |
カテゴリ | 病害虫 育種 DNAマーカー 抵抗性 品種 防除 薬剤 りんご |